2009年04月30日

統合失調症

昨夜ニュース・ゼロで長島一茂氏が統合失調症の患者がフットサルをすることによって、

立ち直っていくという特集を紹介していました。

統合失調症とは

幻覚幻聴などの症状が現れ、生活能力が失われてしまう病です。

元々は精神分裂病とされていましたが、患者の人格否定につながるなどの理由から

2002年に統合失調症に名称が変更されました。

思春期から青年期に発症する例が多く、放置すると徐々に増悪を繰り返しながら、

人格が変わってしまったようになり、周囲に無関心となり自閉していく病気である。

早期発見と適切な治療により回復可能である。

発生頻度は100人に対して1人といわれています。

病因については、ドーパミンの過剰とか様々な仮説ががありますが、不明です


統合失調症の症状

患者自身が訴える症状

・幻覚・・・何もないのにさまざまな物が見えたりします。

・幻聴・・・誰もいないのに自分の言動を非難し批判する声が聞こえたり、

      自分の考えていることが声になって聞こえる思考化声があります。

・妄想・・・病的な確信をもっていて周りの人が説得しても不可能で、

      周囲の出来事に意味づけをする関係妄想

      自分の地位・生命・財産が脅かされるという被害妄想

      心身の状況について病的に悩む心気妄想

      大きなことをいう誇大妄想

      連れ合いの不貞を確信する嫉妬妄想などがあります。

・させられ体験・・・自分の考えや動作が他人により支配されていると感じるもので、

           思考への影響は、自分の考えを抜き取られたり、

           他人から考えを入れられたりしていると感じるものです。

・考想伝播・・・自分の考えが周囲に広まってしまうと感じるものです。


周囲からみてわかる症状

・話が支離滅裂になる。

・表情が硬い、冷たい、そら笑い、独り言を言ったりする。

・周囲とずれている感情の反応、周囲への無関心、緊張病性興奮、

・奇妙な症状・・・なんでも拒否する、おうむ返しをする、とらされた姿態をとり続ける

          口をきかない、同じことを繰り返す、拒食症

          いわれたとおりに行動する、自分だけに通用する言葉をつくる

・無気力な状態

・自ら病気であるという自覚がない。

・心の中に入っていけなかったり、共感できない


不眠が続いたり幻聴や幻覚がみえたりすると危険信号です。

本人に病気であるという意識があればいいのですが、意識ががない人もいます。

統合失調症という病気は早くて半年は、療養が必要らしいです。

まじめで神経質な性格な人ほどなりやすい病気でだそうです。

ストレスなどのマイナスをプラスの考えに変えていくことが大切です。

 




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Posted by karada at 15:44Comments(0)病気・病名・疾患

2009年04月29日

魚の目・タコ

魚の目ができて、カッターで削っている人がいますが、魚の目とは

魚の目

靴と足の骨との間に皮膚が挟まれ、角質層の一部が硬化して、歩いたりして、圧迫を受けると

その芯が神経に触れ痛い皮膚の疾患。

見た目が魚の目のように見える事から魚の目というらしいです。

魚の目の原因

足の裏の皮膚への連続的な刺激で、角質化する。

何らかの原因で刺激が偏ったり強まったりしていると魚の目が出来やすくなります。

・外反母趾や靴擦れなど

・サイズに合っていない靴を履いている。

角質化の過程で表面の角質が足の奥に潜り込んで芯を作ります。

魚の目の症状

・歩行時の痛み・・・芯の部分が肉に食い込んで痛みが起きます。

放置しておくと、他の場所にも魚の目が多発することがあります。

タコ

同じく足の皮膚が刺激を受け続けて角質化を起こすことが原因で発生しますが、

魚の目のように芯を作ることはない。

イボ

イボは細菌への感染などを原因として発生する。

魚の目の治療法

魚の目の治療は市販薬などでも充分に可能です。

カッターで削るよりサリチル酸配合の軟膏や絆創膏を患部に塗り、

自然に芯が抜け落ちるのを待つのが安全で確実な方法です。


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Posted by karada at 17:59Comments(0)手足の疾患・病名

2009年04月28日

フェーズ

 メキシコでは27日、豚インフルエンザの感染が原因とみられる死者が149人に増加、世界保健機関(WHO)は豚インフルの世界的大流行(パンデミック)警戒レベルをフェーズ4に引きあげました。

フェーズってなんでしょうか?

フェーズ4って危険性はどのくらい?

 WHOが定めている新型インフルエンザ流行の段階を各フェーズ1~6に分類していて、フェーズの警戒値が高いほど危険度が増します。

*フェーズ1~3・・・主に動物間の感染で、人への感染はまれ。

・フェーズ1・・・動物から動物に感染するウイルスの動物間での感
         染報告はない。
・フェーズ2・・・動物のウイルスの人への感染を確認。世界的大流
         行の可能性が生じる。
・フェーズ3・・・動物、および人と動物の両方に感染するウイルス
         の、限定的な人への感染を確認。

・フェーズ4・・・動物、および人と動物の両方に感染するウイルス
         の、人から人への感染を確認。一定の集団内で持
         続的な感染が起きている。

*フェーズ5~6・・・人から人への広範な感染、世界的大流行

・フェーズ5・・・同一のウイルスにより、1つの地域内の2カ国以上
         で一定の集団内で持続的な感染のまん延が起こっ
         ている。
・フェーズ6・・・同一のウイルスにより、複数の地域で一定の集団内
         で持続的な感染のまん延が起こっている。

 ワクチン開発には4~6カ月かかり、量産にはさらに数カ月を要するらしいです。

 何とかこれ以上フェーズの警戒レベルが上がらないでほしいですね。



 

 
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Posted by karada at 15:01Comments(0)

2009年04月27日

豚インフルエンザ報道

 たった一日で世界中に広がった豚インフルエンザ感染者

 テレビや新聞ではメキシコ、アメリカ、カナダ以外にもヨーロッパ、中東、南米などでも感染の疑いのある患者が出ていると報道されています。

 メキシコでは、豚インフルエンザが疑われる死者は103人に達し、このうち22人の感染が確認されたらしいです。
 
 日本でもすでにウイルスが入ってきているのでは?と勘ぐってしまいます。

 ワクチンを作るのに半年、日本で対応できる必要なワクチンの量の製造に1年かかると報道してました。

 鳥インフルエンザと同様にパンデミックは避けたいものです。

 今のところ予防策は通常のインフルエンザと同じく、
 ・「うがい」
 ・「手洗い」
 ・「マスク」だそうです。
 
 尚、豚肉を食べる場合は火をとおすので、安全だそうです。

 

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Posted by karada at 14:17Comments(0)お知らせ

2009年04月26日

扁桃腺炎

今日来られた患者さんが扁桃腺が腫れ、40度の発熱で会社を休んでしまった、

というので、扁桃腺について調べてみました。

扁桃(扁桃腺)はのどの周辺にあるリンパ組織で、咽頭の粘膜内で発達したリンパ組織です。

扁桃は口や鼻からウィルスや細菌が入ってきた時に、防御する役割を果たしています。

一般に扁桃と云えば口蓋扁桃を指し、のどちんこ(口蓋垂)の付け根の両側にあります。

扁桃炎(扁桃腺炎)

口蓋扁桃に炎症が起こり、扁桃は赤く腫れ、白いコケの様なものが付着し、激しく痛みます。 


扁桃炎の症状

急性扁桃炎(アンギーナ)

・急性咽頭炎と一緒に発症し、のどの炎症が激しいです。
・39~40度の発熱
・全身倦怠感
・関節の痛み
・炎症が耳にまで達すると、中耳炎を引き起こし耳が痛むこともあります

慢性扁桃炎・・・急性扁桃炎を繰り返すうちに慢性化

・突然急性化の症状が出る場合もあります。

習慣性扁桃炎・・・1年に4~5回も急性扁桃炎を繰り返す


扁桃炎の原因

・細菌感染、ウィルス感染
・病気の引き金としては、疲労、のどの乾燥、風邪、暴飲暴食など

扁桃の表面には常に細菌が潜んでいて、刺激や抵抗力が弱まると、細菌は活発に活動して炎症が起こります。


急性扁桃炎を起こしたならば、1~2日間からだを安静にするのが、もっとも有効です。

脱水症状にならないよう、水分補給をしましょう。

日頃うがいや休養・滋養をしっかりとって予防しましょう。

口腔内を清潔に保つため塩で歯を磨くという事もあります。

 

よいお天気になりました、GWも営業しております。

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Posted by karada at 18:04Comments(0)鼻、のど、気管