2009年04月02日

貧血

貧血とは

赤血球中のヘモグロビンは酸素を取り込んでは体の隅々まで酸素を運びます。

赤血球や赤血球中のヘモグロビンが不足して、酸素を十分に体内に行き渡らせることが

できなくなってしまった状態を貧血と言います。


貧血の症状

・めまい・立ちくらみ・顔や唇の色が悪い
・頭痛や頭重・肩こり・動悸や息切れ・耳鳴り  
・疲れやすい・体がだるい・体がむくむ 
・集中力の低下  ・記憶力の低下 
・舌炎・口角炎 
・爪がスプーン状に反る 
・氷食症・・・冷たい氷などを食べたくなる症状、女性の2割が氷食症


貧血の原因 ・・・ 鉄欠乏性貧血が多いです。

女性は全体の20%、妊娠した女性は50%が鉄欠乏性貧血と言われています。

・妊娠中・授乳中の女性や成長期の子供は鉄分の必要量が普通より多いために不足。

・栄養バランスの悪い食事やダイエットなどにより食物からの鉄分の摂取量が不足。

・怪我による出血、潰瘍、痔、子宮筋腫などで継続して出血する事によって鉄分を失う。

・激しい筋肉運動を日常的に行うことにより赤血球が壊されて鉄分が不足。

  ( 適度な運動をしているとヘモグロビンが増えます。)

・体内の鉄分は夜になると減少するため、夜更かしや不規則な生活をしていると鉄分が不足。 

・体の成長より鉄分が必要以上に消費されてしまう成長期の子供は貧血になりがちです。


食事で貧血予防

成人男性は1日に約12~15mg、成人女性は15~20mgの鉄分が必要と言われています。

女性は月経や妊娠、授乳のため鉄分が失われやすいため、男性よりも多くの鉄分が必要です。


鉄分の多い食品

・大豆や大豆製品・新鮮で安全な牛、豚、鶏のレバー・牛もも肉など肉類
・小松菜、ほうれん草、春菊、切干大根、プルーンなど野菜類
・ひじき、もずく、のりなどの海草類
・あさり、牡蠣・しじみなど貝類・まぐろ赤身、かつお、いわしなどの魚

バランスの良い食事

鉄分を効果的に摂取するには鉄分以外に次の成分が必要です。

たんぱく質の多い食品・・・・ヘモグロビンは主に鉄とたんぱく質から構成されています。

肉や魚、豆腐、卵

ビタミンCの多い食品・・・鉄分の吸収を促進する働きがあります。

ブロッコリー、カリフラワー、さつまいも、小松菜、赤ピーマン、芽キャベツ

キウィ、オレンジ、いちご、柿

葉酸の多い食品・・・赤血球の中の核酸(DNA)の合成に必要な成分です。

ブロッコリー、ホウレンソウ、アスパラガス、芽キヤヘツ、モロヘイヤ、納豆、枝豆

ビタミンB12の多い食品・・・葉酸の働きを助ける働きがあります。

さんま・にしん・いわし・さばなどの魚類、かき・あさり・しじみなどの貝類、

レバー、卵黄、チーズ など


緑茶や紅茶、コーヒーに含まれるタンニンを鉄分といっしょにとると鉄分の吸収が悪くなります。

食事中にお茶を飲む時にはタンニンの少ないほうじ茶や麦茶にしましょう。

日々の食事の中で鉄分を十分に接収できない場合もあります。

マルチビタミン、マルチミネラル成分の入ったのサプリメントで補いましょう。





 



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Posted by karada at 18:29Comments(3)症状