2009年04月10日

高血圧

昨日のプロ野球、楽天ソフトバンク戦8回に楽天中村紀選手がカウント2―1から

ファウルチップを球審が三振と判定した事をめぐって、野村監督が約5分間猛抗議、

「久々に興奮したぞ。血圧が200を突破した。あったまきたよ」と試合後も興奮冷めやらずでした。

野村監督が普段から血圧が高いのか、実際計ったのかはしりませんが、

「高血圧」

血圧とは心臓から送り出された血液が血管の壁に与える圧力です。

心臓は収縮と拡張を繰り返して血液を送り出します。

心臓の収縮により血圧が最も高くなった時が収縮期血圧 (高い方)

心臓の拡張により最も低くなった時が拡張期血圧 (低い方)

動脈硬化とは高い圧力が長い間血管にかかっていると、血管の壁が厚く、硬くなり、

血管の一部分が狭くなることです、更に心臓に負担がかかります。

日本では成人の3人に1人、3000万人以上が高血圧に該当しているといわれています。
 
収縮期血圧で140mmHg以上、拡張期血圧で90mmHg以上が続けば高血圧と診断される。


本態性高血圧

原因がはっきりしない高血圧

・遺伝的な素因、塩分、脂質等の過剰摂取

・運動不足、肥満、ストレス、喫煙、アルコールなどの生活習慣の不摂生

2次性高血圧

・検査により明らかな原因が見つかる高血圧

・腎臓やホルモンの病気などが関係する高血圧

・手術などの治療により治癒させることもできる高血圧です。


高血圧の症状 

特別な自覚症状はありません。

何らかの自覚症状が出てきたということは、動脈硬化を原因とした心臓病や脳卒中などの合併症

の可能性があります。

胸の違和感や痛み、圧迫感や締め付け感などは狭心症や心筋梗塞の自覚症状です。


高血圧の恐ろしいところ

・高血圧とは、何年、何十年もの時間をかけ進行してくる生活習慣病である。

・高血圧が長く続き、血管に圧力がかかり続けると、弾力がなくなり動脈硬化になる。

・血圧が高いと、心臓病、脳血管疾患などの発生率が正常血圧の人の2倍以上になる。

・日本人の死因のうち、がんに次ぐ脳血管疾患、心臓病は高血圧によって発症したもの。

 脳血管疾患、心臓病の2つを合わせると全死因の31%で、1位の28.5%のがんよりも多い。

・血圧が高いのに食事制限しないままでいると、制限する人に比べ死亡率が2倍になる。

・特に高血圧とは関係がないと思われる疾病でも、高血圧と重なると死亡率が高まる。


高血圧にならないための生活習慣

・禁煙
・アルコールを控える
・散歩(歩行)や軽い運動を習慣づける
・緑黄色野菜、果物、根菜をとったり、栄養バランスの良い食事を心がける
・朝食は毎日食べる
・オーバーワークにならないよう、ストレスをためない
・十分な睡眠をとる

・塩分を控える

 人間のカラダの中の体液は塩分(ナトリウム)の割合が決まっていますが、

 それを越える塩分を摂取してしまうと、浸透圧を一定に保とうとして水分を要求します。

 塩分と水分を余分にとれば体液(血液)が増え、その中の血液が増えすぎてしまうと、

 血管を押し広げ、血圧も上がってしまいます。

 
 食塩の中のナトリウムは、血管を収縮させる働きの交感神経を緊張させます。

 必要以上のナトリウムを摂取すれば、血管を縮める働きが活発になり、血圧も高くなります。

 そのような状態が続きと、血管に余計なストレスがかかり続け、高血圧を悪化させてしまいます。


 摂りすぎたナトリウムは、血管の壁の細胞の中に直接入り込み、さらに血管を狭くします。

 さらに血管に侵入すると筋肉でできている血管の壁を収縮させて血圧は上がってしまいます。

・汗をかく

 人間には、尿や汗によって余分なナトリウムを体外に出し、調節する仕組がそなわっていますが、
 
 現代ではエアコンの完備された仕事場で働く人などは、夏でも汗をかく事が少なくなり、

 汗による塩分調節はできなくなってしまっている人が多くなってきています。

 実際汗が出ない、出にくい女性の人は結構います。

 その為に塩分は、摂り過ぎるとうまく排出されずに、高血圧の原因となってしまいます。


カリウム、カルシウム、マグネシウムをバランス良く摂取する事が大切です。

中でもカリウムには細胞内にたまってるナトリウムを腎臓から尿中に出す作用があります。

カリウム摂取の注意点

人工的な錠剤などでの摂取は失われやすいので、野菜などから摂る
・調理によって失われやすい
・煮込む・ゆでるなどの時は、できれば汁も食べる
・腎不全の人は高血圧でも、むしろカリウム摂取は控える


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Posted by karada at 15:07Comments(0)病気・病名・疾患