2009年05月04日
加齢臭
加齢臭とはカレーのにおいではありません、加齢とともに増加する中高年特有の体臭です。
2000年資生堂の研究により、加齢とともに皮脂中に脂肪酸が増え、
ノネナールができることが、原因と発表されました。
同時に加齢臭という名称がつけられました。
ノネナールとは
肌からは汗と一緒に皮脂を分泌しますが、皮脂の中にはバルミトオレイン酸という脂肪酸
と過酸化脂質という物質を含んでいて、加齢と共に増加します。
これらの物質が混じり合って、酸化・分解されると、ノネナールという物質が出来ます。
この体臭成分は青臭さと脂臭さを併せ持ち、男女ともに40歳代以降に増加が認められます。
チーズ、ろうそく、古本のような臭いと書いてありますが、いわゆるおじさん臭い、
おじいちゃん、おばあちゃんの臭いです。(古本の臭いとはかわいそう)
(チーズの臭いとはブルーチーズのことなのでしょうか?)
ノネナールの発生は、食生活とも大きく関係します。
・肉類を多く摂取すると、皮脂に含まれる脂肪分も多くなり、分解されるノネナールも多くなります。
・ストレスは白血球の中の顆粒球が増加し、顆粒球が死ぬ時に活性酸素を放出します。
活性酸素が増加した時に過酸化脂質が増加します。
・喫煙者の場合、非喫煙者に比べて悪臭が強くなる傾向があります。
・ウォーキングは体臭を改善するという効果があり、加齢臭にも効果があるそうです。
食生活は動物性たんぱく質を減らし、活性酸素を減らすビタミンCやEを摂りましょう。
活性酸素によりダメージを受けた細胞を活性化させる抗酸化物質を含んだ食物を摂りましょう。
・カテキンを含む緑茶・セサミノールを含むゴマ・ポリフェノールを含む飲み物
・イソフラボンを含む大豆など
加齢臭予防には脂肪酸の分解を抑える抗酸化剤と抗菌剤が有効とされています。
その他加齢臭対策グッズは今ではたくさん販売されてますね。
40歳を過ぎて、気になる方は、男女ともに加齢臭対策をはじめましょう!
人事ではありません、自身もアンチエイジングに気をつけねば・・・・
写真とタイトルは関係ありません。
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