2009年05月31日

虫歯と虐待

今日の河北新報の記事で「虫歯多い子、虐待疑って」とあります。

虐待を受けた子供は虫歯になりやすいのでしょうか。


「虐待を受けた子どもの多くが歯や口のトラブルを抱えていることが、宮城県歯科医師会の調査で分かった。

各年代で県平均より虫歯の本数が多く、養育放棄や暴行などの影響が大きいとみられる。

これを受け、同会は学校健診などでの対応策をまとめた冊子を製作。会員らに配布し、虐待の早期発見を呼び掛ける。」

調査は仙台歯科医師会と実施。

昨年3月から同10月にかけ県内2カ所の児童相談所を訪問し、虐待などを受けて一時保護中の

56人(3―17歳)の虫歯の有無などを年代別で調査。

結果、12―14歳の平均虫歯本数は5.7本と県内平均(2.8本)の2倍に上った。

いずれの年代も平均を上回り、6―8歳は1.1倍、9―11歳は1.4倍、15―17歳は1.5倍だった。

永久歯の初期虫歯の保有率も高く、県内平均の1.2倍―3倍。歯肉炎の保有率も同様の傾向が

うかがえ、平均の1.4倍―2.9倍だった。

確かに数字だけを見ると虐待を受けた子のほうが高いです。

虐待を受けると、何故虫歯の確立が高くなるかの理由は書いていませんでした。

強度のストレス、恐怖感などが、かかわっているものと思われます。

「口の中の状態が悪い子がすべて虐待を受けているわけではない」としながらも、

「密接にかかわっているのも事実。歯科医が、健診や診療で虐待との関連を意識することが必要だ」

とここの医師は語っております。

調査結果を基に同会は会員向け冊子「歯・口から気づく子どもへの虐待」を2000部製作し、

歯科医の他、県内の全公立幼稚園と小中学校、各市町村にも送る予定だそうです。

歯科医と行政、学校現場が連携して虐待防止に努めるそうです。


しかし幼い我が子を虐待したり、死亡させたりのニュースが多すぎます。

精神が異常としか思えません。

周囲の人が異常を感じたら、一刻も早く調査して助け出せる組織はできないのでしょうか。

生まれてきた子供には、なんの罪もないのですから。

 
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Posted by karada at 17:06Comments(0)お知らせ