2009年05月15日

森林浴の効果

今日は昨日より更に気温が低くなり、今朝は肌寒かったです。

暑かったり、寒かったり、体の体温調節は変化に対応できているでしょうか?

私も昨日から少し胃腸の調子がおかしいですね。

今日も新聞ネタから


「森林浴:免疫力アップ 効果に科学的裏付け」   (今日の毎日新聞を参考)

森林浴の効果を科学的に明らかにし、病気の予防や健康増進に役立てようという取り組みが進んでいる。

NPO森林セラピーソサエティが公募し、専門家が森林浴効果を現地調査をおこなっているようです。

森林セラピー・・・科学的証拠に裏付けられた森林浴効果

森林と都市部でのストレスや緊張度合いを示す数値を、唾液中のストレスホルモンコルチゾール

血圧心拍数などを測定し比較するしたところ、

35カ所で約420人を対象にした実験では、

森林で15分いすに座って景色を眺めた群では、都市部の駅前などで座った群に比べ

コルチゾール濃度は12・4%低下した。

リラックスしていることを示す副交感神経系の活動は55%高くなった。


森林浴のこうした効果は、五感が刺激されることで起こるらしいです。

・視覚・・・森林の景色をながめる

・嗅覚・・・木の香りをかぐ

・聴覚・・・木の葉の音や小川のせせらぎ音を聞く

・触覚・・・樹木や葉、地面の感触

・味覚・・・わき水の味など


森林の中で独特の香りを感じるのは、植物から発散される物質フィトンチッドの効果です。

フィトンチッド・・微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。

          植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質。


森林浴によってストレスが軽減し、免疫細胞の一つNK細胞の働きが高まることが判明。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)・・・先天免疫の主要因子として働く細胞傷害性リンパ球の1種

                       特に腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要である。
 
*フィトンチッドが体内に吸入されたり、嗅覚神経から脳に作用し、自律神経のバランスを調節する

ことで免疫系に働くと考えられています。

森林浴は免疫力を高めて病気を予防したり、健康増進につながります。

これからの季節、人の多い街から解放されて、森林浴を試されては。

気持ちいいですよ~

  



 新緑のグリーンは目にもいいですよ icon01

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Posted by karada at 17:03Comments(0)いろいろな治療法