2009年09月07日
アジアの禁煙先進国タイ
今日も毎日新聞の記事からです・・・・
ハワイなんかもそうですが、海外にいっても愛煙家のとっては肩身が狭くなりそうです。
世界で毎年540万人がたばこが原因で死亡しており、
今世紀中には10億人がたばこで死亡する恐れがあると
世界保健機関(WHO)は08年の報告書で警告した。
アジアの「禁煙先進国」とも呼ばれるのが、タイだそうです。
90年代から受動喫煙防止などを法制化し、
多様な施策を通じてWHOたばこ規制枠組み条約を着実に履行している。
タイ国内のコンビニでは、陳列販売が法律で禁じられているため、
商品棚にたばこはなく、客が求めるとたばこを売ってくれるそうです。
自動販売機での販売も禁止だそうです。
たばこのパッケージには、歯がガタガタになったり、
のどを切開した人のショッキングな写真が印刷され、
リスクを警告している。
飲食店も禁煙で、食事しながら喫煙はできない。
違反者には最大で罰金2000バーツ(約5400円)、
店側には同2万バーツ(約5万4000円)が科せられる。
吸いたい者は飲食エリアと離れた屋外に、喫煙スペースを設けていて、
食事中に席を外し、一服しにやっていくそうです。
タイの喫煙は18歳からだが、中学や高校での禁煙教育にも力を入れている。
小児科医のネットワークが学校を回り、生徒に禁煙クリニックを紹介することも。
数回のカウンセリングで禁煙に成功する子どもも多いという。
「タイ健康増進財団」は、政府と一連のたばこ対策を進めてきた。
たばこ税と酒税の2%を運営資金とし、禁煙を推進するNGOや医療団体などに
助成している。
「クイットライン」と呼ばれる相談ダイヤルもその一つで、
電話でカウンセラーが禁煙を指導。希望者には年6回、追跡調査もする。
タイの取り組みにも不徹底な面はあり、ポイ捨ては禁止だが路上喫煙は許されており、
警告写真のない“ヤミたばこ”も出回っている。
だが、禁煙の取り組みは確実に広がっており、市民の意識も高く、
バンコク市内のほとんどの店舗は法に従っているようです。
禁煙政策の有効性について、公共スペースなどの全面禁煙化により、
心筋梗塞など急性の心疾患の発症者を10~20%減らせるとしている。
受動喫煙の害は予想以上に大きく、防止の徹底が求められる
◇92年から法規制…喫煙率21%に減少
タイは92年に「非喫煙者健康保護法」「たばこ製造管理法」を制定した。
指定の公共の場所を禁煙とし、たばこ広告の規制などを盛り込んだ。
日本の健康増進法より10年早かった。
その後も、禁煙区域の拡大や包装の警告表示義務づけ、
たばこ税率の段階的引き上げなど、規制を強化した。
07年の喫煙率は21・22%で、法制化前の91年の32%から減少。
07年は男性41・70%に対し、女性が1・94%と低い。
◇WHOたばこ規制枠組み条約(FCTC)
05年2月に発効した国際条約で、今年7月現在、日本やタイを含む166カ国
地域が締約している。
たばこの健康被害をはじめ、社会や環境、経済への影響からの保護を目的とする。
価格や課税措置による需要減少、受動喫煙の防止、
広告や販売の規制などの対策を盛り込んでおり、締約国は国内法に反映させ、
施策の実施が求められる。タイでは07年、第2回締約国会議が開かれた。
タイもここまでするのであれば、いっそたばこを販売禁止にすれば、
と思うのですが、そうはいかないのでしょう。
日本でも愛煙家は吸う場所がだんだん減ってきましたね。
そういやこの前あった知りあいのTくんも禁煙してましたね。
彼は20歳から吸いはじめた真面目な愛煙家(?)で、
そこまで吸わんかったら、吸わんといたらといわれたましたが、
やっと止めたんですね。
"たばこ1箱5000円程値上げすればやめる人が増えるんでしょうがね。"
「からだコンディショニング」
※地図はこちら
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ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
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ハワイなんかもそうですが、海外にいっても愛煙家のとっては肩身が狭くなりそうです。
世界で毎年540万人がたばこが原因で死亡しており、
今世紀中には10億人がたばこで死亡する恐れがあると
世界保健機関(WHO)は08年の報告書で警告した。
アジアの「禁煙先進国」とも呼ばれるのが、タイだそうです。
90年代から受動喫煙防止などを法制化し、
多様な施策を通じてWHOたばこ規制枠組み条約を着実に履行している。
タイ国内のコンビニでは、陳列販売が法律で禁じられているため、
商品棚にたばこはなく、客が求めるとたばこを売ってくれるそうです。
自動販売機での販売も禁止だそうです。
たばこのパッケージには、歯がガタガタになったり、
のどを切開した人のショッキングな写真が印刷され、
リスクを警告している。
飲食店も禁煙で、食事しながら喫煙はできない。
違反者には最大で罰金2000バーツ(約5400円)、
店側には同2万バーツ(約5万4000円)が科せられる。
吸いたい者は飲食エリアと離れた屋外に、喫煙スペースを設けていて、
食事中に席を外し、一服しにやっていくそうです。
タイの喫煙は18歳からだが、中学や高校での禁煙教育にも力を入れている。
小児科医のネットワークが学校を回り、生徒に禁煙クリニックを紹介することも。
数回のカウンセリングで禁煙に成功する子どもも多いという。
「タイ健康増進財団」は、政府と一連のたばこ対策を進めてきた。
たばこ税と酒税の2%を運営資金とし、禁煙を推進するNGOや医療団体などに
助成している。
「クイットライン」と呼ばれる相談ダイヤルもその一つで、
電話でカウンセラーが禁煙を指導。希望者には年6回、追跡調査もする。
タイの取り組みにも不徹底な面はあり、ポイ捨ては禁止だが路上喫煙は許されており、
警告写真のない“ヤミたばこ”も出回っている。
だが、禁煙の取り組みは確実に広がっており、市民の意識も高く、
バンコク市内のほとんどの店舗は法に従っているようです。
禁煙政策の有効性について、公共スペースなどの全面禁煙化により、
心筋梗塞など急性の心疾患の発症者を10~20%減らせるとしている。
受動喫煙の害は予想以上に大きく、防止の徹底が求められる
◇92年から法規制…喫煙率21%に減少
タイは92年に「非喫煙者健康保護法」「たばこ製造管理法」を制定した。
指定の公共の場所を禁煙とし、たばこ広告の規制などを盛り込んだ。
日本の健康増進法より10年早かった。
その後も、禁煙区域の拡大や包装の警告表示義務づけ、
たばこ税率の段階的引き上げなど、規制を強化した。
07年の喫煙率は21・22%で、法制化前の91年の32%から減少。
07年は男性41・70%に対し、女性が1・94%と低い。
◇WHOたばこ規制枠組み条約(FCTC)
05年2月に発効した国際条約で、今年7月現在、日本やタイを含む166カ国
地域が締約している。
たばこの健康被害をはじめ、社会や環境、経済への影響からの保護を目的とする。
価格や課税措置による需要減少、受動喫煙の防止、
広告や販売の規制などの対策を盛り込んでおり、締約国は国内法に反映させ、
施策の実施が求められる。タイでは07年、第2回締約国会議が開かれた。
タイもここまでするのであれば、いっそたばこを販売禁止にすれば、
と思うのですが、そうはいかないのでしょう。
日本でも愛煙家は吸う場所がだんだん減ってきましたね。
そういやこの前あった知りあいのTくんも禁煙してましたね。
彼は20歳から吸いはじめた真面目な愛煙家(?)で、
そこまで吸わんかったら、吸わんといたらといわれたましたが、
やっと止めたんですね。
"たばこ1箱5000円程値上げすればやめる人が増えるんでしょうがね。"
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