2009年09月12日

秋バテ

「夏バテ」ではなく、もう秋なので「秋バテ」ということもあるようです。

新聞に以下のような記事がありました、思い当たる人も多いのでは?

秋バテ:体調不良、「秋バテ」かも 夏に冷やしすぎ…倦怠感や食欲不振に

夏を乗り切ったと思ったら、体調を崩した。 face07
涼しい室内で働く人たちの間に、こうした訴えが増えている。
気候はしのぎやすくなったのに、食欲がない、体がだるい
風邪を引きやすい などの自覚症状を「秋バテ」というらしい。

残暑が落ち着く9月中旬になって、倦怠感や食欲不振など、
夏ばてのような症状を訴える人が増えます。
夏の間、冷房がきいた室内で一日中過ごしたり、冷たいものを好んで飲み食いし、
高温多湿の暑さに負ける「夏ばて」から、体を冷やし過ぎることによる体調不良に変わってきている
 
なぜ、夏に体を冷やすといけないのか。

日本人の体は夏は暑く冬は寒いという季節の変化に適応している。
冬の体は基礎代謝が活発になり、熱を生産して体を内側から温める一方、
夏の体は熱生産を抑えようとする。
体が快適と感じる気温も、冬に比べて3度程度高い。
暑い夏に適応している体を冷やすことで、適応できなくなりやすい。

こうした長期的なリズムに加えて、人体には自律神経により24時間の気温の変化に対して
体温を一定に保つための調節機能があります。

自律神経は、興奮を促す交感神経と、安静に導く副交感神経の2系統からなる。
日中は交感神経が優位になるため、末端の血管が収縮して血圧や心拍数を上げる。
末端の血流が悪くなっているところに涼し過ぎる環境が加わることで、
交感神経のスイッチが入りっぱなしになり、手足が冷え切ってしまう。

ストレスの多い現代人は、交感神経優位になりやすい。
自律神経の調節機能だけに任せていると、血流が悪い状態が続き体温が下がる。
それが長期間続くことで免疫力が低下し、風邪を引きやすくなったり胃腸の調子を悪くする。
頭痛や関節痛が表れる冷房病と違い、自分の冷えに気づいていない人も多いようです。


冷えの解消には、体を温めることです。
朝食は温かいものを取るのが効果的。
冷房がきいた室内では、自分で温度調節できるのなら温度を高めに。
調節できない場合は重ね着で体温調節をする。
冷えやすい足元や風が直接当たる肩付近を集中的に守ることで、冷えはかなり防げる。

特によいのがシャワーですますのではなく、お風呂につかることです
体を温めると同時に、お湯につかってスイッチを副交感神経に切り替える。
それが安眠につながり体力も取り戻せる。

"うちでも多いですよ、冷えすぎた人。"

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Posted by karada at 16:04Comments(0)症状