2009年09月08日

子宮頸がんのワクチン

日本でも子宮頸がんのワクチンが使えるようになるようです。

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です
       (以下HPV)
子宮頸部の細胞にHPVが感染するのを防ぎ、
ガン化しないようにするためのワクチンです。

子宮頸がんの70%は16型および18型HPVによるもので、年間50万人が発症。
浸潤子宮頸がんは放置しておけばほとんどの場合死に至ります。


HPVの感染を防ぐワクチンの研究開発が進み、
現在世界各国で予防接種が行われています。
日本でも現在2種類のワクチンが認可申請中で、
早ければ'今年中に承認されると期待されている。
 
子宮頸がん予防の救世主といわれるHPVワクチンは、現在世界で108か国で承認され、
実用化されています。
認可当初は自費負担(3万円程度)になりそうですが、
ゆくゆくは12~14歳の無料接種や保険適用になることが望まれます。


ワクチンとは、その病気の原因となっているウイルスや病原体を弱毒化して、
体内に注入するものです。
それによって抗体を作り、免疫力を強化して病気にかかりにくくするのが目的です。

また、がんワクチンは人間の体が本来もっている自然治癒力を強化して、
がんを予防したり、治療する効果がある薬剤です。

HPVが感染する基底細胞(いちばん下の層にある細胞)とその表層の扁平上皮は
通常の免疫システムが働きにくいため、抗体が作られにくい特徴があります。
そのために1度排除しても再び感染してしまうのです。

HPVのワクチンは、HPVがもつがん遺伝子を切り取って、いわば殻だけにして
体内に注入し、抗体を作らせるシステムです。
通常の免疫システムでは太刀打ちできないウイルスに対して劇的に
勝つことができるため、画期的なワクチンといわれているのです。

"多いらしいですね子宮頸がん。"

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Posted by karada at 16:56Comments(2)お知らせ