2009年07月15日
高齢者、子供の熱中症
本格的な夏がやってきたようです。
あちこちで熱中症に注意するよう呼びかけています。
特に高齢者と子どもは要注意です、効果的な水分補給をしましょう。
(今日の毎日新聞より引用)
日本は100年間で平均気温が1度上昇しました。
都市部ではヒートアイランド現象で、この30年間で真夏日が3週間以上増え、
年間2週間程度だった熱帯夜も約1カ月に増えました。
風も弱まり、熱中症になりやすくなっています。
気温が急に高くなった時は要注意です。
急激な暑さに体が対応できず熱中症になる人が多いようです。
熱中症の目安は気温だけでなく、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)なども取り入れた「WBGT」です。
気温が26度と低くても、湿度が70%以上あれば警戒域になります。
熱中症の症状
・1度・・・めまい、失神、筋肉痛、こむら返り
・2度・・・頭痛、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感
・3度・・・意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温が見られ、死に至ることもある。
以前は労働現場が多かったが、最近は普段の生活やスポーツ時が目立ちます。
厚生労働省の統計によると、68年から94年までの年平均死者数は86件だが、
それ以後は282件と3倍に増加。
年齢別では
・15~19歳がスポーツ時
・30~59歳が労働時
・65歳以上は家・居住施設が大半
全被害の6割は65歳以上の高齢者です。
なぜ高齢者に多いのでしょうか
人の体に含まれる水分の割合は
・新生児で体重の80%
・幼児65%
・成人男性60%
・高齢者50~55%と、年とともに少なくなる。
加えて代謝が落ちるため、発汗による体温調整機能が鈍り、のどの渇きも覚えにくくなる。
高齢者の熱中症の半数以上は自宅など屋内で起きている。
高齢者は寒暖に対する感度が鈍くなっているため、30度を超えてもあまり暑さを感じない傾向がある。
エアコンのない場所では、水分を30分ごとにこまめにとる。
のどが渇いていなくても、水を一口飲む。これで約20~30CCは摂取できる。
1日に1・5~2リットルの水分を摂取することが大切です。
さらに、散歩や庭の草取りなどで戸外に出るのは、早朝か夜涼しくなってから。
熱帯夜のような日にはできれば外出を避け、出る場合は必ず30分に1度は水を取るようにしましょう。
また、子どもは体内の水分量のわずかな変化でも影響を受けやすい。
乳幼児は自分からのどの渇きを訴えられず、知らぬ間に脱水症状になることが多いので、
戸外で遊ぶ時も忘れずに水筒などを持参し、こまめに水を飲ませることを忘れずにしましょう。
水分にプラスして塩分、ミネラルも必要です
・お茶やコーヒーなどカフェインを含むものは利尿作用があるので、
できれば真水か麦茶がいい。コップに汗をかく程度の温度(5~15度)が適している。
・高齢者は冷たいものを飲みすぎると胃腸が弱りがちなので、常温の方無難です。
・梅酢や黒酢、ドリンク用の酢を薄めて飲むのもいいです。
・水や冷たいものが飲みにくい人は、薄味のお吸い物、昆布茶、梅干し茶なども利用する。
・汗をたくさんかいた時は、水だけでなく、スポーツドリンクを水で倍に薄めたものか、
0・1~0・2%の塩水を飲むことも大切です。
・日中にスポーツや肉体労働をする人は1時間に1度は休憩をとり、500~1000mlの水分を取ること。
・0・1~0・2%程度の食塩と5%の糖分を含んだスポーツドリンクなどが最適です。
"少し前にも熱中症やりましたね。(笑)"
「からだコンディショニング」
※地図はこちら
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ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
休み不定休
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特に高齢者と子どもは要注意です、効果的な水分補給をしましょう。
(今日の毎日新聞より引用)
日本は100年間で平均気温が1度上昇しました。
都市部ではヒートアイランド現象で、この30年間で真夏日が3週間以上増え、
年間2週間程度だった熱帯夜も約1カ月に増えました。
風も弱まり、熱中症になりやすくなっています。
気温が急に高くなった時は要注意です。
急激な暑さに体が対応できず熱中症になる人が多いようです。
熱中症の目安は気温だけでなく、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)なども取り入れた「WBGT」です。
気温が26度と低くても、湿度が70%以上あれば警戒域になります。
熱中症の症状
・1度・・・めまい、失神、筋肉痛、こむら返り
・2度・・・頭痛、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感
・3度・・・意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温が見られ、死に至ることもある。
以前は労働現場が多かったが、最近は普段の生活やスポーツ時が目立ちます。
厚生労働省の統計によると、68年から94年までの年平均死者数は86件だが、
それ以後は282件と3倍に増加。
年齢別では
・15~19歳がスポーツ時
・30~59歳が労働時
・65歳以上は家・居住施設が大半
全被害の6割は65歳以上の高齢者です。
なぜ高齢者に多いのでしょうか
人の体に含まれる水分の割合は
・新生児で体重の80%
・幼児65%
・成人男性60%
・高齢者50~55%と、年とともに少なくなる。
加えて代謝が落ちるため、発汗による体温調整機能が鈍り、のどの渇きも覚えにくくなる。
高齢者の熱中症の半数以上は自宅など屋内で起きている。
高齢者は寒暖に対する感度が鈍くなっているため、30度を超えてもあまり暑さを感じない傾向がある。
エアコンのない場所では、水分を30分ごとにこまめにとる。
のどが渇いていなくても、水を一口飲む。これで約20~30CCは摂取できる。
1日に1・5~2リットルの水分を摂取することが大切です。
さらに、散歩や庭の草取りなどで戸外に出るのは、早朝か夜涼しくなってから。
熱帯夜のような日にはできれば外出を避け、出る場合は必ず30分に1度は水を取るようにしましょう。
また、子どもは体内の水分量のわずかな変化でも影響を受けやすい。
乳幼児は自分からのどの渇きを訴えられず、知らぬ間に脱水症状になることが多いので、
戸外で遊ぶ時も忘れずに水筒などを持参し、こまめに水を飲ませることを忘れずにしましょう。
水分にプラスして塩分、ミネラルも必要です
・お茶やコーヒーなどカフェインを含むものは利尿作用があるので、
できれば真水か麦茶がいい。コップに汗をかく程度の温度(5~15度)が適している。
・高齢者は冷たいものを飲みすぎると胃腸が弱りがちなので、常温の方無難です。
・梅酢や黒酢、ドリンク用の酢を薄めて飲むのもいいです。
・水や冷たいものが飲みにくい人は、薄味のお吸い物、昆布茶、梅干し茶なども利用する。
・汗をたくさんかいた時は、水だけでなく、スポーツドリンクを水で倍に薄めたものか、
0・1~0・2%の塩水を飲むことも大切です。
・日中にスポーツや肉体労働をする人は1時間に1度は休憩をとり、500~1000mlの水分を取ること。
・0・1~0・2%程度の食塩と5%の糖分を含んだスポーツドリンクなどが最適です。
"少し前にも熱中症やりましたね。(笑)"
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Posted by karada at 13:04│Comments(1)
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