2009年04月12日

尿漏れ

意外とお年寄りだけの悩みではない「尿漏れ」

高齢の人に多い症状でしたが、最近は40代の女性にも尿漏れを起こす人があります。

日本ではおよそ500万人以上の方が何らかの尿漏れに悩んでいるといわれています。


尿漏れの種類

・腹圧性尿失禁
・切迫性尿失禁
・溢流(いつりゅう)性尿失禁
・機能性尿失禁
・混合型尿失禁

「腹圧性尿失禁」・・・女性の尿漏れの7割を占める

膀胱に尿がたまると尿意を感じますが、トイレに行くまでは尿道の周囲の骨盤底筋が縮んで、

尿をせき止めていますが、女性は男性に比べ尿道が短く、尿道を閉める括約筋が弱いのです。

骨盤底筋は出産や加齢で更に緩み、くしゃみ、咳、運動などでお腹に圧力がかかると、

尿がもれてしまいます。

「切迫性尿失禁
・・・冷たい水に触れたときに思わず漏れたり、トイレに間に合わない人

膀胱内の神経が過敏になり、少しの刺激で脳から尿を出す指令がでていないのに、

反射的に膀胱が収縮し、強い尿意を我慢できずに漏らしてしまいます。

この原因は冷え、膀胱炎、脳梗塞の後遺症などです。


尿漏れの原因

・女性の場合これは女性の方が尿道が短く、骨盤底筋が弱いため

・夏場の冷房による冷え

・老化

・出産による尿道周囲の靱帯や筋肉がゆるむ

・骨盤の手術、尿道や子宮の位置の異常などで尿道の括約筋が弱くなる

・子宮癌、直腸癌などの手術、糖尿病による末梢神経の障害で膀胱の収縮に障害がでる

・急性の尿漏れは膀胱の感染症

・肺炎など重症の感染症、足や股関節の骨折などが原因で尿漏れが起こることがあります

・カフェインを含む飲料やアルコールの過剰摂取

・萎縮性腟炎、便秘など膀胱や尿道の炎症を引き起こす状態なども尿漏れの原因となります

・持続性のものは、脳卒中など脳の障害、膀胱に出入りする神経に影響を及ぼす病気、

 尿路下部の問題、精神機能や体の動きを損なう状態などから起こります。



漏れの防止

骨盤底筋群を鍛える

骨盤底筋は排尿の途中で尿を止める筋肉で、この部分を肛門から膣、尿道と順番に締めていき、

5秒間力を入れて、緩める運動を1日3分ほどします。

お腹の筋肉には力をいれずに肛門・膣・尿道をしめる体操です。

姿勢は仰向けでも、立っていても、椅子に座ってでもできます。

効果はすぐには出ませんが続けて行なう事が大切です。


癒される整体・カイロプラクティック院

「からだコンディショニング」

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