2009年03月21日
メタボリックシンドローム
最近の検診では必ずお腹周りを計られます。
気にしてる人も多い通称「メタボ」
「メタボリックシンドローム」
腸の周り、または腹腔内にたまる内臓脂肪の蓄積によって、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの
複数の病気の予備群の重なりが起こっている状態をいいます。
この状態は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまいます。
肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満があります。
メタボリックシンドロームで問題なのは、内臓脂肪型肥満です。
診断基準
腹囲が基準値(男性で85cm、女性で90cm)をオーバーして
プラス以下の項目のうち、2つ以上が当てはまるとメタボリックシンドロームとされます。
・血清脂質
中世脂肪値が150mg/dL以上か、HDL・コレステロール値が40mg/dL未満、または両方
・血圧
収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上、または両方
・血糖
空腹時血糖値が110mg/dL以上
BMI(ボディ・マス・インデックス) ・・・肥満を計る計算法
同じ体重でも、身長の違いによって肥満の程度が違います。
この体重と身長の関係から肥満度を見るのが、BMIです。
BMI=体重((㎏)÷身長(m)÷身長(m)
・18.5未満 やせ
・18.5~24・9 正常
・25以上 肥満
標準体重(㎏)=22×身長(m)×身長(m)
メタボリックシンドロームは、食べ過ぎや運動不足という生活習慣の乱れから始まり、
内臓脂肪"が蓄積して生じます。
内臓のまわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満は、大量の脂肪を含んで大型化した脂肪細胞が、
お腹の臓器の間にある腸間膜などに蓄積された状態です。
下半身の皮下脂肪の脂肪細胞からは、動脈硬化を抑制し、インスリン抵抗性を減少させる物質も
分泌されていますが、内臓脂肪の脂肪細胞からはこれらの分泌が少なく、逆に高血圧や高血糖、
脂質異常症など、動脈硬化のリスクを高める複数の物質が多く分泌されます。
内臓脂肪型肥満は、高血圧、糖尿病、脂質異常症をもたらし、動脈硬化などのリスクを増大させる
悪性の肥満です。
メタボリックシンドロームはたいていは自覚症状は少なく、血圧や血糖値、中性脂肪やコレステロール
の検査値も、それほど悪くなく、ついつい放っておく事が多いのですが、そのままにしておくと、
動脈硬化が年齢相応よりも速く進行します。
動脈硬化とは、血管の壁が硬く変化するとともに、血管壁が厚くなり血液の流れが悪くなってしまう病態です。
動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気が発症したりします。
メタボリックシンドロームを予防・改善
毎日の生活習慣を改善するという身近な方法で、まずは内臓脂肪を減らしていきましょう。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べて蓄積されやすく、エネルギーを消費することで解消されやすいという特徴があり、
運動する事によって減らす事ができますが、その分たくさん食べてしまっては何にもなりません。
運動によるエネルギー消費と食事減による摂取エネルギー抑制、食生活の改善が不可欠です。
不規則な食事、特に夜7時以降の食事は量を減らしましょう。

癒される整体・カイロプラクティック院
「からだコンディショニング」
※地図はこちら ※メールお問い合わせ
電話予約073-494-4301
診療時間am10~pm10:00 休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
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ブログ「肩の凝らない話」もどうぞ
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「メタボリックシンドローム」
腸の周り、または腹腔内にたまる内臓脂肪の蓄積によって、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの
複数の病気の予備群の重なりが起こっている状態をいいます。
この状態は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまいます。
肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満があります。
メタボリックシンドロームで問題なのは、内臓脂肪型肥満です。
診断基準
腹囲が基準値(男性で85cm、女性で90cm)をオーバーして
プラス以下の項目のうち、2つ以上が当てはまるとメタボリックシンドロームとされます。
・血清脂質
中世脂肪値が150mg/dL以上か、HDL・コレステロール値が40mg/dL未満、または両方
・血圧
収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上、または両方
・血糖
空腹時血糖値が110mg/dL以上
BMI(ボディ・マス・インデックス) ・・・肥満を計る計算法
同じ体重でも、身長の違いによって肥満の程度が違います。
この体重と身長の関係から肥満度を見るのが、BMIです。
BMI=体重((㎏)÷身長(m)÷身長(m)
・18.5未満 やせ
・18.5~24・9 正常
・25以上 肥満
標準体重(㎏)=22×身長(m)×身長(m)
メタボリックシンドロームは、食べ過ぎや運動不足という生活習慣の乱れから始まり、
内臓脂肪"が蓄積して生じます。
内臓のまわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満は、大量の脂肪を含んで大型化した脂肪細胞が、
お腹の臓器の間にある腸間膜などに蓄積された状態です。
下半身の皮下脂肪の脂肪細胞からは、動脈硬化を抑制し、インスリン抵抗性を減少させる物質も
分泌されていますが、内臓脂肪の脂肪細胞からはこれらの分泌が少なく、逆に高血圧や高血糖、
脂質異常症など、動脈硬化のリスクを高める複数の物質が多く分泌されます。
内臓脂肪型肥満は、高血圧、糖尿病、脂質異常症をもたらし、動脈硬化などのリスクを増大させる
悪性の肥満です。
メタボリックシンドロームはたいていは自覚症状は少なく、血圧や血糖値、中性脂肪やコレステロール
の検査値も、それほど悪くなく、ついつい放っておく事が多いのですが、そのままにしておくと、
動脈硬化が年齢相応よりも速く進行します。
動脈硬化とは、血管の壁が硬く変化するとともに、血管壁が厚くなり血液の流れが悪くなってしまう病態です。
動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気が発症したりします。
メタボリックシンドロームを予防・改善
毎日の生活習慣を改善するという身近な方法で、まずは内臓脂肪を減らしていきましょう。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べて蓄積されやすく、エネルギーを消費することで解消されやすいという特徴があり、
運動する事によって減らす事ができますが、その分たくさん食べてしまっては何にもなりません。
運動によるエネルギー消費と食事減による摂取エネルギー抑制、食生活の改善が不可欠です。
不規則な食事、特に夜7時以降の食事は量を減らしましょう。

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Posted by karada at 14:52│Comments(0)
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