2009年12月16日

セロトニン神経の活性化

こんなに寒くなっても、夜にウォーキングをしている人はずいぶん減りましたが、
夜、ジョギングしているとチラホラ見かけます。

脳全体に影響を与えるセロトニン神経研究の第一人者で『歩けば脳が活性化する』の著者、
有田秀穂東邦大学教授の記事が昨日の産経新聞で紹介されていましたので参考に。

有田秀穂教授は歩数計に縛られた歩き方は脳の活性化につながらない」と警鐘を鳴らす。
テレビモニターを見ながらのウオーキングはカロリー消費につながっても、セロトニン神経の
活性化は期待薄という。
有田教授は「歩き終えたときに疲労感でなく爽快感を感じることも重要」と指摘する。

セロトニン神経
 ・・・脳の中心である脳幹の中央部分に核を持ち、脳全体にネットワークを構築し、
   心や体のバランスをつかさどる。人間の意識や気持ちに影響し、心身ともに
   スムーズな活動を行うための状態を作り出す働きをする。
   1970年代に脳内にあることが分かり、以降、脳の研究者らがそのメカニズムや
   役割について実験や研究を重ねてきた。                   

セロトニン神経が活性化すると、

・大脳の緊張状態が緩和され、アルファ波が出やすくなる

・ネガティブな気分が改善されて、プラス志向になる

・抗重力筋が働き、顔つきや肌の張り、姿勢がよくなる

・痛みの感覚が和らぎ、痛みに耐えられるようになる

・自律神経が活発化する-といった変化が起きる

セロトニンは睡眠ホルモンの一つ、メラトニンと車の両輪のような関係にある。
セロトニンが昼間の活動を演出しているのに対して、メラトニンは夕方以降、
セロトニンに代わって増え始め、睡眠をコントロールするという。

太陽の光を浴びると、セロトニン神経が刺激されて深い眠りにつける。
ウオーキングをするときも、朝日を浴びながらするほうが心身両面にいい効果をもたらします。
 
おすすめできないウオーキング法として、

・テレビモニターや雑誌を見ながら漫然と歩く

・仲間とおしゃべりをしながら歩く

・距離や消費エネルギーばかりに気をとられ、体力の限界まで歩くこと

セロトニン神経の活性化には余計な雑念を捨て、集中して歩くことが肝心

セロトニンの最大の敵はストレスと疲労、なにがなんでも歩くんだと
へとへとになるまで歩かないことだそうです。


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Posted by karada at 19:44│Comments(0)役に立つ話
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