2009年06月24日
頚椎ヘルニア
石井慧選手が、25日に大阪で頸椎ヘルニアの手術を受けることになったそうです。
ブロック注射では、痛みがとれず、手術を決断したようです。
手術は15分程度で終わるもので、頸椎部分ではみ出しているヘルニアをレーザーで除去し、
術後も1日安静にしているだけで、あとは通常のことなら大丈夫と言っています。
まあ彼なら、無理をしなければ大丈夫でしょう。
頚椎というのは背骨の中で、首のところにある7個の骨です。
これが椎間板というクッションによって一本の骨のようにつながれています。
頚椎ヘルニアは椎間板に無理な負担などが加わって、椎間板の中身が外に飛び出して、神経を圧迫することで起ります。
椎間板・・・頸椎から仙椎までの椎体を連結し、脊椎の安定性を維持し、荷重や衝撃の吸収、
緩衝といったクッションの機能もはたしています。
髄核と線維輪で、できています。
髄核・・・水分の豊富なゲル状の組織で軟骨細胞・膠原線維・水分の豊富なムコ多糖蛋白複合体
線維輪・・・髄核を包み込み、背骨を連結しています。主成分は膠原線維を含む線維軟骨
頸椎椎間板ヘルニア
40-50歳代に多く、動きの大きい第4頸椎から第6頸椎間の中下位椎間板に多く起こります。
頚部痛、背部痛、肩こりなど脊柱周囲の症状を伴うことがあります。
特に首を後屈時に激しい痛みが生じることがあります。
神経圧迫を生じると脊髄症あるいは神経根症状を呈します。
神経根障害・・・頚部痛や肩甲骨周囲あるいは上肢の局所的な痛みを伴うことが多く、
腕が上がらないなどの局所的な上肢の運動障害を伴う場合もあります。
脊髄症・・・手足のしびれや脱力などの運動障害を自覚することが多く、比較的重いといえます。
重症になると排尿や排便の障害も伴います。
痛みしかない場合や神経症状が脊髄ではなく神経根の障害による場合、
脊髄症まできていても、症状が軽い場合は手術ではなく、保存的治療となります。
保存的治療・・・頚椎安静、固定、薬物療法、神経ブロックなど
または信頼できるカイロプラクティックや整体の施術
軽い場合は椎間板の中身は一度外に出てしまってもまた吸収される可能性があります。
重症例であっても安静を保つことによって神経症状が緩解する場合もあります。
椎間板が吸収されなかったり、脊髄症で神経症状が進行する場合は手術となりますが、
痺れなどの原因はヘルニア以外にもありますので、
信頼できる整形外科とカイロプラクティックや整体などを併用してはいかがですか。
"首は怖いですよ。"
「からだコンディショニング」
※地図はこちら ※メールお問い合わせ
電話予約073-494-4301
診療時間am10~pm10:00 休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
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ブログ「肩の凝らない話」もどうぞ
ブロック注射では、痛みがとれず、手術を決断したようです。
手術は15分程度で終わるもので、頸椎部分ではみ出しているヘルニアをレーザーで除去し、
術後も1日安静にしているだけで、あとは通常のことなら大丈夫と言っています。
まあ彼なら、無理をしなければ大丈夫でしょう。
頚椎というのは背骨の中で、首のところにある7個の骨です。
これが椎間板というクッションによって一本の骨のようにつながれています。
頚椎ヘルニアは椎間板に無理な負担などが加わって、椎間板の中身が外に飛び出して、神経を圧迫することで起ります。
椎間板・・・頸椎から仙椎までの椎体を連結し、脊椎の安定性を維持し、荷重や衝撃の吸収、
緩衝といったクッションの機能もはたしています。
髄核と線維輪で、できています。
髄核・・・水分の豊富なゲル状の組織で軟骨細胞・膠原線維・水分の豊富なムコ多糖蛋白複合体
線維輪・・・髄核を包み込み、背骨を連結しています。主成分は膠原線維を含む線維軟骨
頸椎椎間板ヘルニア
40-50歳代に多く、動きの大きい第4頸椎から第6頸椎間の中下位椎間板に多く起こります。
頚部痛、背部痛、肩こりなど脊柱周囲の症状を伴うことがあります。
特に首を後屈時に激しい痛みが生じることがあります。
神経圧迫を生じると脊髄症あるいは神経根症状を呈します。
神経根障害・・・頚部痛や肩甲骨周囲あるいは上肢の局所的な痛みを伴うことが多く、
腕が上がらないなどの局所的な上肢の運動障害を伴う場合もあります。
脊髄症・・・手足のしびれや脱力などの運動障害を自覚することが多く、比較的重いといえます。
重症になると排尿や排便の障害も伴います。
痛みしかない場合や神経症状が脊髄ではなく神経根の障害による場合、
脊髄症まできていても、症状が軽い場合は手術ではなく、保存的治療となります。
保存的治療・・・頚椎安静、固定、薬物療法、神経ブロックなど
または信頼できるカイロプラクティックや整体の施術
軽い場合は椎間板の中身は一度外に出てしまってもまた吸収される可能性があります。
重症例であっても安静を保つことによって神経症状が緩解する場合もあります。
椎間板が吸収されなかったり、脊髄症で神経症状が進行する場合は手術となりますが、
痺れなどの原因はヘルニア以外にもありますので、
信頼できる整形外科とカイロプラクティックや整体などを併用してはいかがですか。
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Posted by karada at 14:16│Comments(1)
│病気・病名・疾患
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Posted by cheap louis vuitton bags at 2011年08月01日 17:13