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昨日のニュースでインフルエンザに関するこんなことが載っていました。

新型インフルエンザの流行が続く中、例年なら年末に流行入りする「季節性インフルエンザ」の
発生報告（確定診断）が１件しかないことが２０日、国立感染症研究所への取材で分かった。
年末にこれほど季節性の報告がないのは、少なくとも過去１０年は例がない特異な事態。
詳しい原因は不明だが、猛威を奮う新型の流行が、季節性ウイルスの増殖や感染の機会を封じて
いる可能性を専門家らは指摘している。

例年であれば季節性ウイルスは、１１月ごろから報告が出始め、１２月から１月にかけて流行入り
するのが通常だが、今季は、１１月１日から今月１８日までに全国から寄せられた４６２４件の報告
のうち、季節性ウイルスは「Ｂ型」の１件のみで、ほかはすべて新型ウイルスだった。

季節性ウイルス・・・「Ａソ連型」「Ａ香港型」「Ｂ型」の３種類

　
これは、多くの人が免疫を持たない新型ウイルスは、季節性ウイルスよりも感染しやすく、
新型ウイルスの増殖と感染の勢いにおされ、季節性ウイルスが淘汰されたためのようです。

季節性ウイルスの流行でも、異なる種類のウイルスが拮抗して流行することはまれで、
いずれかが優位性を持ちながら流行する。

季節性のワクチンが品薄になるほど広く打たれたことや、手洗い、マスク着用などを多くの人が
徹底していることなどを原因の一つとして指摘する声もある。

感染研によると、海外でも、季節性ウイルスが流行している国はない。
北半球より半年早く新型の本格流行を迎えた南半球では、流行当初は一部で季節性が混在した
地域もあったものの、最終的にはほとんどが新型一色になったという。

新型が少々おさまってきたようですが、季節性はこのあと流行る可能性があるようです。

受験生は引き続き要注意ですね。

年末年始のお知らせ

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