2009年11月11日

半月板

昨日同業者が骨盤周辺の歪みを整えてもらいに来店したついでに、

痛めた右膝を診てもらったところ、やや変形に加えて、

聴診器で半月板が動く音を聴いたところ、磨り減っているようで、

走るのは止めておいたほうがいいといわれました。

半月板とは

半月板は弾力のある貝柱のような線維軟骨とよばれる軟骨でできていて、
ひざ関節の内側、外側のすきまにあり、 膝関節の円滑な運動を助け安定させる、
クッションの役目をしています。

半月板損傷というと半月板が痛みを発するような感じですが、半月板そのものは、
軟骨ですので、血管や神経などはなく、痛みを発することはないようです。

半月板の位置

右膝の図

 左右の半月板と腱が合わさって、

 8の字を横にしたのように

 左右に存在します。

 中央下は後十字靱帯

 ほぼ中央は前十字靱帯

膝関節の構造

膝関節の左右に半円形ずつ1対の三日月状の板が合わせて円環状に位置しており、

これら2つの半月板の間を前十字靱帯と後十字靱帯が分断して、
大腿骨との脛骨とをつないでいる。

半月板の上面は大腿骨の球状の面にほぼ沿っており、
下面は脛骨の平らな形状に沿っているため、周囲は厚く関節内側が薄くなっている。

2枚の半月板は左右で形が異なり、体の内側の方が大きく外側は小さい。
膝の屈伸に応じて半月板も動き、
内側半月板が6mm程度、外側半月板は12mm程度前後に移動する。

周囲が関節包に繋がっており周囲側の分厚い部分3分の1弱は完全な軟骨組織でなく、
そこから入った血管も部分的に走っているが、
関節内側の半月板が薄くなっている部分には血管がない。

この部分は同じく血管がない関節軟骨と同様に、栄養は関節液より得ているが、
自己治癒能力はほとんど無く、過度な加重などによる断裂時には自然に再生することは望めない。

膝に負担のかかることはひとまず止めて、

老化の始まりつつある右の半月板ためストレッチを中心に関節をゆるめ、

膝周辺の大腿部などの筋肉を鍛え、膝の靭帯、半月板をカバーしていこうと
思っています。

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Posted by karada at 14:55Comments(3)膝の疾患