2009年07月20日

多汗症

まだまだ続きます、今日も汗に関すること

多汗症

いろいろな原因によりエクリン腺、アポクリン腺の2つの汗腺うち、

エクリン腺から分泌される汗が必要以上にでる症状、病気のことです。

エクリン腺は、精神的緊張時にも発汗する性質があります。

生まれつきの体質により、エクリン汗腺の量は決まっており、多汗症も体質の一種です。


・全身性多汗症・・・全身的に起こる

 全身性多汗症では感染症、内分泌・代謝性疾患、膠原病、悪性腫瘍、中枢神経疾患などが

 原因になっていることがあります。

 とくに原因になる疾患のない原発性全身性多汗症もあります。

・局所性多汗症・・・手のひらや足の裏、わきの下など特定の部位にだけ起こる。

症状は人によって大きく違い、少し汗ばむ程度の人から、汗が滴り落ちるほどの人まであります。

多汗症の症状が出やすい場所

・頭
・顔
・わきの下・・・腋窩多汗症
・手の平・・・手掌多汗症
・足の裏・・・足蹠多汗症
・手の平と足の裏・・・手掌足蹠多汗症

多汗症の原因・・・精神的な要因が大きい

・精神的(ストレス・緊張・不安など)
・遺伝(体質)
・肥満
・喫煙や不規則な生活習慣
・食生活・病気や疾患(コーヒーや辛いものなどの刺激物の摂取)
・ホルモンバランスの崩れ(更年期障害)

"汗シリーズまだ続くかも"

「からだコンディショニング」
※地図はこちら
※メールお問い合わせ
ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
mobile site
Fc2 mobile site
ブログ肩の凝らない話はコチラ
1周年記念キャンペーン詳しくはコチラ   

  


Posted by karada at 18:52Comments(6)病気・病名・疾患

2009年07月19日

汗4

日ごろしっかり汗をかいている人は、汗腺が水分のみを排出し、さらさらとした汗を流すことができます。

臭いやベタつきも少なく、不快感を伴わないのが特徴です。

汗は筋肉が疲労するとできる乳酸や二酸化炭素などの疲労物質を体外へ押し流し、

疲労回復の役割をにないます。

自律神経がバランスを保つ 汗をかかない生活を長く続けると、自律神経が正常に機能しなく

なってしまい、ストレスがたまり、心身に悪影響を与えることもあります。

汗は蒸発する時に体から気化熱を奪い、カロリーを消費してくれます。

肌の保護 汗の水分と一緒に分泌される皮脂が、肌の乾燥を防ぎ、肌の潤いを守ってくれます。

新陳代謝も促されるため、汗をかくのは美肌づくりにも欠かせません。


仕事場が冷房しているならしかたありませんが、終わってから、

健康的な汗を流すようにすると、ビールが旨い!ですよ。

"汗シリーズまだあるかも"

「からだコンディショニング」
※地図はこちら
※メールお問い合わせ
ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
mobile site
Fc2 mobile site
ブログ肩の凝らない話はコチラ
1周年記念キャンペーン詳しくはコチラ   


Posted by karada at 17:50Comments(0)役に立つ話

2009年07月19日

汗3

汗の量が減ると、体温調節機能が壊れるばかりではなく、ホルモンバランスが崩れ、

免疫力も低下してしまいます。

自立神経失調症にいたり、起立性調節障害に発展することもあります。

起立性調節障害・・・血管の機能不全から、めまいや立ちくらみなどが起こる病気のこと。

能動汗腺の機能低下が起こっている場合、たまに汗をかくと、

水分とともにミネラル分まで一緒に排出されてしまいます。

健康な汗腺はミネラル分を再吸収して血液中に戻すことができますが、

弱った汗腺にはそれができません。

その結果、ミネラル分を含みベタベタした汗をかくことになります。

しかも、ミネラル分が失われることにより、体の生理機能が狂い、体を重く感じる、

疲れが残るなどの体調不良が起こりやすくなります。

"汗4に続く"

「からだコンディショニング」
※地図はこちら
※メールお問い合わせ
ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
mobile site
Fc2 mobile site
ブログ肩の凝らない話はコチラ
1周年記念キャンペーン詳しくはコチラ 

  


Posted by karada at 15:49Comments(0)役に立つ話

2009年07月19日

汗2

温暖化の影響で、近年の夏は夏日、真夏日、猛暑日と気温の高い日が増えました。

また熱帯夜も年々多くなってきているようです。

ところが暑いのですが、汗をかかない人、汗のかきにくい人も増えてきているようです。

汗をかかない理由は、体が温度変化についていけなくなっていること。

室温調節した環境で過ごす人は、体の温度調節機能が衰えてきます。

汗の量は能動汗腺という汗腺の数によって決まります。

人間の汗腺数は同じだが、この能動汗腺数は民族によって差があります。

高温多湿の環境に暮らす日本人は、多くの能動汗腺を持っています。

生活環境の変化により、汗をかかない生活をしていると、汗腺数は増えず、汗をかきにくくなります。

さらに長年、汗をかかずにいると、能動汗腺の機能低下が起こります。

"汗3に続く"

「からだコンディショニング」
※地図はこちら
※メールお問い合わせ
ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
mobile site
Fc2 mobile site
ブログ肩の凝らない話はコチラ
1周年記念キャンペーン詳しくはコチラ 
  


Posted by karada at 13:51Comments(0)役に立つ話

2009年07月18日

低体温症

7月17日北海道大雪山系トムラウシ山と美瑛岳の遭難は2パーティーと1個人の

計10人の死亡が確認され夏山としては過去に例がない大規模遭難となった。

10人の死因は、強風や雨で急速に体温が低下する低体温症による凍死とみられる。

高齢者にとって低体温症は危険だ。若い人よりも寒さや暑さへの感度が鈍いため、

今回のように「寒い」と気づいた時には手遅れで、動けない状態に陥ってしまうことがある。

体温が35度以下になると、低体温症となり、震えが始まる。

33~32度になると動けなくなり、30度以下で意識がなくなるとされる。

夏山登山でも低体温症になることを、改めて認識しなければならない事故となりました。

低体温症とは

直腸温などの中心体温が35度以下になった状態を言います。

寒冷にさらされると、末梢細動脈が収縮し皮膚血流を低下させて熱の放散を抑えるとともに、

ふるえなどの発熱反応が起こりますが、体温が30℃以下になると、ふるえすら起こらなくなり、

加速度的に体温は低下し続けます。また体温が低下するにつれて精神活動、運動能力ともに

低下するため、その人本来の能力を発揮できなくなります。

・安静にしていても大量のエネルギーを消費します。

・早い時期から判断力がおちます。

・ふるえがおこらなくなると加速度的にすすみます。

・単なる疲労と区別が困難である。
 

登山における低体温症の予防

一旦体温が下がると、安静にしていても大量のエネルギーを消費するため、

よほどの状況の変化がない限り低体温から脱出することはできない。
 
そのため、登山における低体温症では治療よりも予防こそが大事である。


08年の山岳遭難は1631件(前年比147件増)

遭難者は1933人(同125人増)

40歳以上の中高年は1567人に達し、全体の81.1%

中高年の登山が増えているようです。

確かに達成感はあるのでしょうね。

ハイキング程度ならいいんですが、本格的な登山となると、ちょっと危険なスポーツでは、

と思うのですが、どうでしょうか。


"自分もそうですが、何故山に登りたいのでしょうか。"

「からだコンディショニング」
※地図はこちら
※メールお問い合わせ
ご予約は:073-494-4301
診療時間10:00~22:00
休み不定休
パソコンからホームページはコチラ
mobile site
Fc2 mobile site
ブログ肩の凝らない話はコチラ
1周年記念キャンペーン詳しくはコチラ    
  


Posted by karada at 15:08Comments(1)病気・病名・疾患