2009年03月29日

突き指

「突き指」

つき指は、ボールを扱うスポーツでよく起こる手指の関節の損傷です。

通常は、その関節の関節包や、靱帯を傷めることが多く、その場合は、

1~2週間固定して安静にしておけば治ります。

指先にある関節をDIP関節、真ん中の関節をPIP関節、付け根の関節をMP関節と言います。

注意しなければならないのは、関節を伸ばす役割の靭帯が切れていないかということです。

切れた場合は、関節が少し曲がったまま伸ばそうとしても伸びません。

腫れがひどい場合は骨折を疑い、病院で検査してください。


突き指を発症すると、今は引っ張る人はないと思いますが、引っ張らないで下さい

靭帯損傷を起こしている指関節を無理やり引っ張ると断裂部分が広がり症状が悪化します。

痛めた関節は牽引しない圧迫するのが正しいやり方です。

突き指を発症した直後は、内出血し患部は腫れ上がるので、アイシングして腫れが引いてから

テーピングなどで固定します。

親指の関節は他の指に比べ根元部分の突き指が多いです。

指の靭帯に限らず、靭帯組織は、繰り返し伸ばしてしまうと徐々に靭帯の組成が緩くなります。


突き指の症状

・患部の腫れ

・内出血

突き指は、打撲程度の軽度の症状から、部分的に骨が剥がれるマッレトフィンガー

などの障害が発症している場合は、症状を確認しづらい事もよくあります。

マッレトフィンガー

第一関節・第二関節を固定している指先の靭帯組織の骨の付着面に骨がくっついた状態で

剥がれ落ちる骨折のことで、患部は絶対安静すると遊離した骨は1~2週間で元に戻ります。


突き指を発症しやすい主なスポーツ競技

・バスケットボール

・バレーボール

・ハンドボール

・サッカー

・野球、ソフトボールなど球技に多く発症します。

私は昔、空手の試合で蹴りを受け、右手小指第一関節(DIP関節)が曲がったままです。

 



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Posted by karada at 16:19Comments(0)スポーツ障害