2009年01月22日

五十肩

今日の和歌山市内、午後より降り始めた雨は止まないですね、明日の洗濯が心配です。icon03

さて今日は40歳でも60歳でも発症すると50歳になる「五十肩」の話です。

50歳になるというのは冗談ですが、正式名は「肩関節周囲炎(インビンジメント徴候)」です。

1960年代までは「四十肩」で今は「五十肩」と呼ぶのが一般的だそうです。

寿命が延びたので四十だとまだ早いのでしょうかね? 

とにかく40歳以降に発症することが多いかなり痛みを伴う肩の代表的な疾患です。

「五十肩」

原因

肩関節を構成する骨・軟骨・靭帯・関節包・筋肉などの老化現象です。

・肩関節内の潤滑油が切れた状態

・運動不足という説もありますが、運動をしている人、また定期的に来院して肩や腕の調整を

 している人でも突然起こる事が割合あります。関節内の老化です。

症状

・最初は肩関節付近に鈍痛がおこり、腕が動かしにくくなります。

・次第に痛みは鋭くなり、腕を動かすと激痛が走るようになります。

・激痛の為、生活に支障をきたします。

・特に就寝中寝返りをうったりして激痛が走り、睡眠に支障をきたすようになります

・片方の肩が発症した後もう片方の肩が発症することも多いです。

・一般的に初期症状からピークを迎えるまで数ヶ月、放っておいても治るのですが、

 1年~3年、長い人では19年近く痛みがある人もあります。(個人差があります。)

治療方法

・個人では痛くてどうしようもありません、痛みは炎症なので痛みが治まるまでアイシング

・痛みが激しい時はお風呂、温湿布などで温めてはいけません、痛みが増します。

キネシオテーピング・・・動かすのが楽になります。 

・ある程度激痛が治まって、炎症がなくなってくると、痛くても動かした方が早いです

・動かした後は多少炎症が起こりますので、アイシングでクールダウンすると効果有です。

・また知り合いの先生でただの1回で治してくれるところがあります。

 一瞬の激痛とその後1日激痛を我慢できれば、その後はまったく痛みがなく一日で治ってしまうそうです。







肩の凝らない話    


Posted by karada at 19:33Comments(0)肩の疾患